無農薬種子(葉物野菜)
石倉根深太ねぎ
群馬県の伝統野菜
ネギは大きく分けて二つに分かれ、白い部分の多い根深ネギ系と緑の部分が多い葉ネギ系があります。前者は東日本で多く栽培され、後者は西日本での栽培が主になります。中国では紀元前からその栽培の記録があり、日本でも奈良時代には栽培が始まったとされる歴史に長い野菜です。香り成分アリシンを含み、血行促進や血栓予防、抗菌作用などに効果があるとされています。
石倉根深太ねぎは、前橋市石倉町周辺で昭和の初めごろから栽培されています。寒さに強く、冬の間も伸長を続けます。病気や土をあまり選ばず、作りやすい品種です。柔らかく甘味があり、食味も上々です。
【栽培のポイント】
栽培地には堆肥などの有機質肥料を施し、肥沃な土作りに努めましょう。3~4回土寄せをしながら軟白部分を伸ばしていくので、土寄せごとに追肥を施しましょう。