伏見甘長とうがらし
辛みが少ないトウガラシ
京都の伏見付近で江戸時代から作られている京野菜の一つです。緑のまま収穫して利用するとうがらしで、ほとんど辛さはなく、炒め物や天ぷら、焼きトウガラシなどで食します。果実は10~12㎝ぐらいで細長く、緑の色が濃くテリがあります。着果数が多い豊産種で、曲がり果も極めて少ない品種です。また、葉も京都では「きごしょう」の名で売られ、佃煮などに加工して食べます。
【栽培のポイント】
発芽適温が高いので種まき育苗はビニールを被せるなどして温度を上げるように努めましょう。