無農薬種子(根物野菜)

桜島大根解説

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【商品№】 2525
【内容量】 10㎖
【税込価格】¥330

 

打木源助大根

石川県の伝統野菜

 大根の原産地は中央アジアとも、地中海沿岸ともいわれますが、はっきりとはしていないようです。古くから栽培されている野菜の代表で、日本には中国から入り、各地に広まり様々な品種へと分化していきました。「日本書紀」にも記述があり、スズシロとして春の七草にも数えられ、日本人にはなくてはならない野菜です。現在のように全国でポピュラーな野菜になったのは江戸前期ぐらいからと言われています。
 根にはビタミンCや消化酵素ジアスターゼを多く含み、消化をたすけ、胃もたれなどに効果があると言われています。また、魚の焦げなどに含まれる発がん物質を抑える働きがあると言われる成分を含んでいます。葉にもビタミンやミネラルが多く含まれるので、スーパー等では輸送や販売の関係等で切り取られてしまうことが多いですが、家庭菜園なら手軽に利用できます。
 打木源助大根は、石川県金沢市打木町に住んでいた篤農家が愛知県の宮重系総太大根と在来種との自然交雑より選抜改良したものだと言われています。現在も金沢市を中心に栽培され、加賀野菜として人気があります。根長が短くずんぐりとした姿をしています。肉質が極めて柔らかく、甘みが強く、大根おろしや煮食に向いています。地元では「大根寿司」にも使われています。使い切りやすい小型の大根ですので、大型のコンテナなどでも栽培ができる家庭菜園向きの品種です。

 【栽培のポイント】

 発芽後倒れてしまった苗は、早めに起こし、株元に土寄せをしておきましょう。
 高温時の早まきは病害虫が発生しやすくなるので、注意しましょう。